”教師”という存在に憧れたり、恋心を抱くというのは、男女問わず、誰もが一度は経験している事でしょう。
今回、体験談を語る”ゲイリーマン・ケンジさん”は、現在30代半ばの男性。
※ちなみにケンジさんは現在も、家族や友達にはゲイであることを一切カミングアウトしておらず、知っているのはSNSなどで知り合ったゲイ仲間数人だけなんだとか。
そんなケンジさんは、過去に…
憧れていた男性教師と性的な関係を持った経験があるそうです。
※関係を持ったのは在学中ではなく、大学を卒業してからということなので、今から10年くらい前のことになるでしょうか…。
では、そんなケンジさんのお話を聞いてみましょう。
Contents
A先生との再会
ケンジさんが大学在学中の頃、男性教師のA先生（以下A先生）との関係は、一般的な“生徒と教師”という状態。
※当時は、特にお互いが意識することもなかったそうです。
そして大学を卒業し、1年ほど経った頃… ケンジさんは久しぶりに大学へ寄る用事があり、憧れの”A先生”にも挨拶をすることに。
A先生と久しぶりの再会で話は盛り上がり、連絡先を交換。また別の日に、改めて一緒に飲みに行く約束を決めました。
お酒の席で赤裸々に答えてしまう
そして、A先生との飲み会当日。お酒を飲みながらお互いの近況報告などを話していると、その内容は次第に恋愛の話へと変化します。
「ケンジ… 今、彼女はいるのか？」というA先生の質問に対し、ケンジさんは酔った勢いで…
”最近、女性に興味がないんですよね…！”と赤裸々に答えてしまいます。
ですが、この答えが後の2人を結びつけるものに。
なんと、A先生の反応は意外なもので「実は、俺もそうなんだよ。」とさらりと答えてきました。
※A先生は子供が成人したのをきっかけに離婚。既婚者だったこともあり、ケンジさんは先生のことを“ノンケ”だと思い込んでいたそうです。
画像引用：東京カレンダー
ちなみにこの時、A先生の年齢は40代半ばくらいだったとか、外見は“極楽とんぼの加藤浩次さん似”というイケオジ。
話を進めていくうちに、A先生は…
「それなら、男性に興味があるのか？」という質問をさらりと投げかけてきます。
※これは、まさに核心を突く質問であることは間違いありません。
絶妙な駆け引きトーク
ケンジさんはゲイであることを誰にもカミングアウトをしていないため”憧れのA先生”の前でノンケのふりをしながらも…
「正直、男性でもイケるかもしれません、興味もあります。」と素直に答えます。
するとA先生から驚きの答えが返ってきたのです。
「僕は、男性でも女性でもいけるよ。」
この時、ケンジさんは、”もし、チャンスがあればA先生と性的な関係を持ちたい…”と密かに期待していたそうで、思いがけないストレートな誘いに少し驚きます。
※しかし、この日は「ケンジくんは若いのだから、焦らずに好きな人を探せばいい。」と言われて飲み会は終了。このまま解散になりそうな流れでした。
諦めないケンジさん
…積極的なケンジさん。
「話し足りないので、先生の家へ行っていいですか。」と、半ば強引に思い切ったお願いをしてそのまま、A先生の家へ行くことに。
再びお酒を飲みながら話していると終電がなくなり…家に泊めてもらうことになりました。ここまではケンジさんの計画通りといったところです。
寝室に敷いたふた組みの布団
A先生が寝室にふた組みの布団を敷き、お互い床に着きましたが終始無言。気付くと先生はいびきをかきながら眠ってしまったのだとか…。
もちろん、この状況でも勇敢なケンジさんは諦めません。
なんと、眠りにつこうとしているA先生の太ももを触り始めたのです。さらに行動はエスカレートし、ついにはA先生の股間へ手を伸ばします。
※年上で、しかも憧れの先生にここまで積極的になれるケンジさんはすごいですよね。想像しただけで興奮してしまいます。
ケンジさんの積極的な行動によって、眠っていたA先生は目を覚まし、ケンジさんの股間を触り始めます。
そしてゴングは鳴らされた
これはもう、性行為をしても間違いはない。そう確信したケンジさんは「このまま、始めてもいいですか？」と男らしく尋ねます。
すると先生は…
「僕でも大丈夫か？」と聞いてきたので「もちろんOKです！」と言った後、キスをして性行為がスタートしました。
しかし、二人とも男性経験が浅いということで、その日は布団の中でお互いの股間を触り合う…
そんな形で、性行為は終わったそうです。
それからの2人の関係
その後、ケンジさんとA先生の関係が気になりますよね？
2人は疎遠になることもなく、付き合うことも、セフレになるようなこともなく、これまで通りの関係を維持されているそうです。
※ケンジさんとしては、”これからも生徒と教師でありたい”という気持ちが強く、あえて進展をさせないようにしているのだとか。
このように、些細なことがきっかけで憧れの教師と性的な関係になる場合もあります。
日常生活・実社会でゲイであることをカミングアウトする重大さ
ゲイアプリなどで繋がる男性は、ゲイであることが明確ですが、日常生活で出会う男性は基本的に“ノンケ”だと思って接することが多いですよね。
ゲイであることをカミングアウトするのは、大変な勇気が必要ですが…
本当に心の許せる人、信頼できる相手であれば、思い切って打ち明けることも、悪くないかもしれません。
きっとケンジさんにとって、”A先生”は憧れているだけでなく…
信頼ができて本当に心の許せる、特別な存在だったのではないでしょうか。そして、何よりもケンジさんの積極性がなせたエピソードだと言えます。
※そんな男性と、人生で一度でもめぐり合うことができるなんて、とても幸せな経験ですよね。
今後もし、自分の人生の中で「この人になら、カミングアウトをしても安心だし、信頼できる。」という男性ができたら、思い切ってゲイであることを打ち明けてみたい。
そう思える、素敵な体験談ですね。
