今回、ご紹介する体験談は、カトケンさんが「高校生の頃、合宿中に抜け出してゲイと〇〇?!」したお話です。
ゲイ高校生は陸上男子
カトケンさんはスポーツ推薦で高校に入学された経験のある体育会系男子。学生時代は部活中心の多忙な日々を送られていたそうです。
高校生の頃から、自分自身がゲイであることに自覚があったそうで…
カッコイイ先輩を見かけると恋心を抱いたり、思春期の若者らしく“やりて~!”と思うこともあったのだとか。
熊本合宿へ
そして、18歳になった高校3年生の冬、熊本県内で部活の合宿がスタート。
多感な年頃のカトケンさんは、合宿中でもツイッターで『熊本 ゲイ』と興味本位で検索してみたそうです…。
※カトケンさんは学生の頃からツイッターを利用しており、卑猥な内容が投稿されているゲイアカウントを閲覧することが多かったそうです。
すると…
「会える人募集中」という書き込みがヒット。早速興味を持ったカトケンさんは書き込み主にDMを送信したんです。
お相手はカトケンさんよりも年上のおじさんで、現在合宿中であることや、宿泊している場所などを送信…。
やり取りを続けるうち、カトケンさんはおじさんと会うことになりました。
合宿所を抜け出してして会いに行く
団体行動が基本の合宿中に一人だけ抜け出すというのは、絶対にあってはならないこと。
頭の中では分かっていても「合宿+思春期」を迎えている多感なカトケンさんは、理性が利かなくなっていました…。
入浴の時間帯に「トイレに行ってくる…」と仲間に伝え、こっそり合宿場を抜け出し、おじさんと待ち合わせをしているコンビニへと向かいます。
車内で性行為
その後、カトケンさんはおじさんと合流。初対面にもかかわらず、あっさりとおじさんの車へと乗り込みます。
そして動画内で具体的な表現はされていませんが、車内でおじさんと性行為に及んだのだとか…。
「大人になった今思い返すと怖いし、めちゃくちゃなことをやっていたな…。」と、カトケンさんは当時のことを反省されているようです。
※この時、たまたまツイッターで出会ったおじさんは、とても優しくて良い人だったのだとか。こればかりは、運が良かったとしか言いようがありませんよね。
もし、暴力を振るうような乱暴な人だったら…車でどこかに連れて去られ、拉致されたら…と思うと恐ろしいです。
カトケンさんはこの頃、ゲイアプリの存在を知らず、ツイッターを利用しなければ、ゲイ男性と出会うことができない…と思い込んでいたそうです。
未成年がノリだけで気軽に会うのは危険
今回のお話では、危険なことをされたといった内容ではないですが…
10代の若いゲイ男性は、身近に相談相手がいないため、ゲイ同士の出会いや性行為に対して、無知であることが多いように感じます。
そして、無知であることを逆手に取って弄ぶ、悪い大人も残念ながら存在しています…。
ツイッターやゲイアプリでは、お手軽に出会いを探すことができますが、お手軽な分、危険な目に遭うリスクも孕んでいます。
10代・20代で悩みを抱えている方は…
LGBTカフェなど、地域密着型のコミュニティを通じて、まずは同じ悩みを抱える同世代の仲間たちと出会うことから一歩踏み出してみては?