ゲイ種付け体験から学ぶリスクとメリット

ゲイの種付け

ゲイ用語で『種付け』とは、ゴムを使用せずアナルに生挿入し射精(中出し)する行為です。

生挿入の快楽を求める反面、性感染症のリスクもあります。しかしながら、その快感に逆らえず生で行為を続ける人が多数。

種付けされたウケの感覚とは?

アナルに中出しされた時の感覚は個人差がありますが、以下のような独特の感覚があり、快感に依存してしまうことがあります。

・ドクンドクンという動きや射精された際の温かさを感じる
・支配される感覚が興奮を呼び起こす
・相手との深い繋がりを感じれるので精神的な満足感が得られる
・温かなザーメンがドクドクと身体の中に出される瞬間が気持ちいい
・中出し後におしっこもされ、温かい小便がケツの中が満たされて行くのが最高

種付けにより”自分が支配されている感覚が大きな興奮を呼ぶ”とされており、SM的な要素が含まれる体験談も多く、ウケであっても拒否できない、やめられない、という人も多いです。

※生挿入や中出しは依存性が高く、一度中出しを経験すると「生挿入の気持ち良さを知ってからは病み付きになってしまった」という声が実体験として多く聞かれます。

ウケ自体がそもそもM気質な部分もあって、種付けの支配感にハマってしまうゲイが多いんだよね。

体への影響

特別大きな影響はありませんが、ウケの中には下痢になったり、精子がずっとアナルに残っていると感じる人がいます。

中には、セックス後、アナル浣腸して洗浄する方もいます。

複数プレイだと種付けは常識!?

ハッテン場を利用する男性

ハッテン場であれば、3Pや4Pは当たり前。その際に、ゴムを装着する人はあまりいませんし、流れのままに生挿入・中出しになるのが常の世界。

種付けシチュエーションの中でもっとも多いきっかけが…

ハッテン場&匿名掲示板を通じた出会いです。

複数人に種付けされる体験は非常に興奮するため、やめられない人が多数。知らない人にやられるとさらに興奮するというゲイも少なくありません。

※ハッテン場といっても、有料のクルージングスペースは一定のルールは守られているものの、深夜の公園、駅のトイレなど衛生的にも問題のある場所でもおかまいなしなのがハッテン文化の現状です。

そもそも、屋外の公園ですること自体がリスクなのですが

「ダメな場所でするほど興奮する…」
「掲示板で会ったぜんぜん知らない人といきなりセックスするのがスリルがあってたまらない…」

というゲイも少なくなく、面識もない相手にわざわざゴムを使うケースは皆無と言えるでしょう。

ハッテン場での種付けエピソード

足を露出するゲイ男性

・飲んだ帰りにハッテン場に連れて行かれ、酔っぱらって寝てしまった後、目覚めると複数の男性に弄られていた。気付かないうちに種付けされた。

・2人の男性から交互に挿入され、射精が近くなると交代するというプレイがをされた。2本同時に挿入されることもあり、その様子を動画に撮ってオナニーのネタにされた。

・酔ってホモサウナに入り、目が覚めると複数の男性に囲まれ好き放題にされて輪姦された。

・掲示板で出会った優しめオジさんに「初めてだから優しくして欲しい、ゴムお願いします」と言ったけどオジさんドが付くほどのSだったのでそのまま無視して生挿入された。

はっきり言ってゲイの世界では、ナマ派はめちゃくちゃ多い。またそれを支持するオジさん世代もまだまだ現役なんだよね!

議論されるリスク意識の低さ

実は、ハッテン場などの場所においてもセーフティーに楽しみたい!というゲイの声も少なくありません。

※満足感の優先順位は人によっては様々。リスクと快感の天秤が議論の中心になっています。病気のリスクも考えずに中出しを希望するウケに対する疑問も多く投げかけられています。

有料のクルージングスペースであれば、ゴムマナーはわりと推奨されていますのでセーフで楽しむならそうしたスポットがおすすめです。

会員制のスポットなので、相手の意思を尊重しないプレイをしてしまうと出禁になるため、強引な生挿入は相手側もしてきません。

タチからの種付けに関する意見

ゲイ(タチ)

種付けはタチの自分勝手な行動に思われがちですが、以下の理由が挙げられます。

・フェラをしている間にゴムが外れてしてしまい、そのまま生挿入してしまう
・生の感覚は気持ちいいのはもちろん、アナルから精液が溢れ出る様子が興奮する
・「ゴムをつけて!」とウケに言われながらも生挿入することが快感

ゴムをつけると萎えてしまうし、中折れなんて相手にも失礼だからできるだけ元気な状態を維持するためにゴム装着を避ける傾向にあります。

※実際のお話を聞くと「初めてトロマンに挿入した時、めっちゃ気持ちよくて直ぐにイってしまった。それまでは遅漏で中折する事が多かったんです…」とのこと。

男同士なのに、なんでいちいちゴムするんだよ!?という考えがあります。感染予防と生セックスの気持ちよさは同列ではなかなか語れない…。

性感染症のリスクと対策

PrEP

画像引用:GIGAZINE

当然ゴムを装着しないめ、感染リスクが伴います。定期的な性病検査を推奨する声もありますが、そもそも危機管理の概念が低いため現実的ではなく快感を優先する人が多いです。

その中で、現実的な対策の一つとして有効なのは『PrEP(プレップ)』の服用。
※PrEPは性交渉する前に服用するHIVの予防薬です。適切に実施すれば99%の予防効果があるといわれています。

感染リスクはウケにだけあると思われがちですが、タチでも尿道から侵入するケースがあるので、安心はできません。ご注意ください。

HIV以外にも性病は多数あり

特にコンジローマや淋病などの感染症にかかるリスクが高まるため、セーフセックスは大変重要です。ポジ(HIV陽性者)だからといって、病気のリスクを意識しつつもナマでの行為を続ける人もいます。

※コンジローマは、3割くらいの人が自然に治ると言われていますが、淋病は自然治癒はありません。違和感を感じたらセックスは控えて病院にいきましょう。

カップルの場合は信頼するしかない!?

コンドーム

カップルの場合、不特定多数との行為を控えていれば性病をもらうケースもありません。なので理論上、種付けしてもOKということになります。

「いつもセーフでしてもらってたので、”今日は生でしたいな”って耳元で言われちゃった」こうなると、パートナーとして思わず許してしまいますよね。

恋人関係の生挿入はお互いの信頼が重要視されます。

どちらかが浮気をして性病をもらってきてしまったらなら、もうその先は…説明しなくても想像はつきますよね。

種付けにハマってしまった体験談

ゲイのお尻

・夜中の公園で生で中出しされて気持ちよかった
・初めての中出し体験が忘れられず、その後も生でやることが普通になった
・種子付けされることをを覚えてしまいやめられなくなって、たまに掲示板に書き込んでしまう
・タチ5人でドMウケにひたすら種付けした時はエロかった。出されたザーメンはほぼウケのケツマンの中に
・アナル童貞卒業は生で中出しでした。それからずっと生で中出しやめられません
・夜中の公園待ち合わせで無言で中出しされて気持ちよかった
・初めて同性と生でセックスをした際、最初は痛がりながらも最後には中出しされ、感動した
・中出しされた時の気持ちよさは何とも言えないです

種付けできるゲイとの出会いスポット

ハッテン場
掲示板

セーフでしたい場合

ゲイアプリや知り合いの紹介

最後に

性的な行為には常にリスクが伴うため、その覚悟が問われます。

ただ、雰囲気に流されてしまうのも人間…。そういった意味では、性感染症予防のために定期的な検査や適切な対策をしましょう。

※また、互いに信頼できる関係を築くことも大切です。言いたいことが言える関係性、話し合える関係性の構築はゲイとして生きる上でも大切だと考えます。