ゲイ体験談|ハッテン場での恐怖体験から学ぶ2つの注意点

ゲイ体験談16話

今回、体験談を語る”しらしょーさん”は、現在アラサーのゲイ男性。

目鼻立ちの整った美しい容姿というだけでなく、饒舌でトーク力も高く、テンポのよい軽快な語りを聞いていると、多くのファンがいらっしゃるのも頷けます。

しらしょー(しらちゃんねる。)

※現在、YouTubeのチャンネル登録数は5万人、TikTok8万人、インスタグラムは1万人にのぼるゲイ界のインフルエンサー的存在です。

今回はそんな”しらしょーさん”が語った体験談は『初めてハッテン場に行った時の怖い話』

※しらしょーさんが20歳の頃の話ということなので、今から7年〜8年くらい前のことになるでしょうか。

ハッテン場ってやっぱり怖いイメージ

居酒屋街

ある日、しらしょーさんは4人のお友達と一緒にお酒を飲んでいました。

みんなで飲み進めていくうちに、しらしょーさんとゲイの友人である”カイさん”はうっかり終電を逃してしまいます。

※「このままだと、メディアカフェポパイコース(ネットカフェ)なのでは?辛いな〜。」という感じになっていたそうです。若者の場合、普通ならそうなりますよね。

友人のカイさんが「それならハッテン場に行ってみない?」と誘ってきたのです。

当時、若干20歳という若いしらしょーさんは「ハッテン場には行ったことがないし、怖いイメージがあるからあまり行きたいとは思わないな…。」と一度は断ったそうです。

それが普通の反応かもね。やっぱりなんか襲われそうで怖いっていうパブリックイメージはあったりする。場所にもよると思うけどね…
カイさん

※画像はイメージです

しかし、カイさんは「ネットカフェよりハッテン場の方が安く宿泊できるし、就寝だけできるスペースもあるらしいよ。僕は寝るだけのために行こうと思う。」

と言うのです。

※寝るだけというのはマナー違反となっているハッテン場もあるので、ご利用の際はお気をつけ下さい。

それを聞いた、しらしょーさんは…

「リーズナブルで仮眠できるなら助かるし、こういった機会でなければハッテン場へ行くこともないだろうし、社会勉強として行ってみてもいいかな!」

という気持ちになったそうです。

最初は1人で行くよりも、やっぱり友達との方がいいし、デビューするなら若い方がかまってもらえるから楽しいかもね。でも、これが後の恐怖体験につながります…

いざ、ハッテン場へ!

ハッテン場のロッカーキー

そして、初めてのハッテン場に到着。

入り口で説明を聞いて、ドキドキしながら店内へと入ります。

※この時、しらしょーさんが行ったのは個室がたくさんあるネットカフェのような造りになっているハッテン場だったのだとか。

MEDIA SPACE GEOFRONT

参考:ネットカフェ風のハッテン場の一つ、梅田MEDIA SPACE GEOFRONT

館内に入ってすぐ…

男性同士が性行為に及んでいる声が響いており、その状況に圧倒されます。

わかるよ…まさにその場の空気に飲まれるあの感じ。。

すると友人のカイさんは「じゃあ、今からは別行動にしようか。」と言ってその場を立ち去ってしまうのです…。

※いやいや、別れるの早くない?と思いますよね。なんだかすでに手慣れている様子のカイさん。

しらしょーさんの単独行動が始まる

Men's Ajito

参考:大阪のハッテン場の一つ「Men’s Ajito

「ここまで来たんだし!それなら僕だって、素敵な相手を探そう!」と思ったしらしょーさん。

…しかし、館内を歩いてみますが、タイプの男性は全く見つからなかったそうです。

色々な部屋を巡回し、疲れてしまったしらしょーさんは、安全な休憩スペースに移動し、軽く仮眠を取っていました。すると、微かに人の気配を感じます…。

ハッテン場もお店によって、ジャンルが実はけっこうあったりするよね。新宿ならイケメン短髪系とか、上野ならGMPD系とか。

いよいよ捕まってしまう(恐怖のはじまり)

坊

画像引用:https://ciatr.jp/topics/168372

恐る恐る目を開け、振り向いてみると…

ジブリ映画「千と千尋の神隠し」に登場する巨体の赤ちゃん“坊”にそっくりな男性がしらしょーさんをじっと見ていたのだとか…。

※ハッテン場には様々な人が利用します。当然、あまりモテない感じの人やヤバい人もいるのは事実。ご利用には十分注意しましょう。

すると、坊はしらしょーさんの股間を突然鷲掴みにしてきたのです!!

マジで、これって完全に力任せじゃん。お店の治安が悪くならないうちにやっぱりこういう人は対応した方がいいよね。

驚いたしらしょーさんはすぐにその場を離れますが、坊は転がってしらしょーさんの後をついてきます…。

ここで一点
当然、館内には「相手にしつこくアタックしてはダメ、2回アタックして無理ならばその人は諦めましょう。拒否したい場合は背中を向けましょう」というルールがあります。

ハッテン場で強引にプレイをうながされる

追いかけてきた男

しらしょーさんはそのルール通り、坊に対して背中を向けますが、坊はお構いなしに接近してくるだけでなく…

“顎クイ”をして強制的に目を合わせようとするのです。

もちろん、坊はタイプの男性ではないし、ときめきなど感じないので、その場を離れようとすると、坊は再び、しらしょーさんの股間を鷲掴みにします…。

いやぁ、これはまさに恐怖体験。。しらしょーさん可愛い顔してるから、もう完全に”獲物状態”だったのかもしれないね、

また、館内には「タチの人はロッカーキーを右腕に、ネコの人は左腕につける」というルールがあります。

この時、しらしょーさんはネコなので左腕にロッカーキーをつけていましたが、慌てて右腕に付け替え、「タチなのでごめんなさい!」という合図を坊に送りますが…これも無駄に。

※それを見た坊は、右手につけていたロッカーキーを左腕に付け替え「僕はどっちでもいけるんだ〜!」と言ってきたのだとか…。執念が凄い。

逃げても逃げても、延々追いかけてくる…絶体絶命、本当に恐ろしい体験です。

逃げるは恥だが役に立つ

「坊とは会話にならない!」と思ったしらしょーさんは、急いでその部屋から退室。

そして逃げている最中に、友人である”カイさん”が男性と性行為に及んでいる声が聞こえてきたことに驚いたのですが…

さらに衝撃の会話が。

ハッテン場の個室

「お前ここで会うのも10回目やな、やっぱりお前のケツは最高やわ!」という驚きの会話が聞こえてきたのです…。

え!カイさん完全に常連じゃん!!騙された…

呆然としていると、後ろから“坊”が再び接近!

さすがに怖くなったしらしょーさんは、受付のスタッフさんのもとへ。

自分の身に起きた恐怖体験を話したようです。最後に頼れるのはスタッフさんしかいないよね。親切で良い施設だ。

すると優しい従業員さんは、従業員のみが使用できる仮眠スペースに案内してくれて、なんとかそこに避難することができたのだとか。

翌朝

都会の夜明け

そのまま熟睡し、翌朝を迎えました。

「何の収穫も無いまま帰るのはもったいない!」と思ったしらしょーさんは、再びハッテン場へと戻ります。

いや、ここでもう一回再チャレンジするって!どんだけガッツあるんだよ。むしろそのポテンシャルの高さがうらやましい〜。

すると、前方からイケメンでしらしょーさんのタイプの男性がやってきたので、なんとなく近づいてみたところ、突然…

トイレの模型

「僕のおしっこを飲んでくれないか?」

と言われて、「ああ、絶対に無理だ…!」という気持ちになり、その後はすぐに帰ったそうです。笑

かなりほろ苦いデビュー戦になっちゃったけど、体を傷つけられずに済んだのは不幸中の幸いだったかもね。

ハッテン場に行く人へ(注意点)

しらしょーさんTwitter

Twitter:https://mobile.twitter.com/shirashow7

動画の最後で、しらしょーさんはこう語っています。

  • YouTubeでハッテン場に潜入〜といった動画をよく見るが迂闊に行ってはダメ!
  • 仮眠スペースというのは名ばかりで寝てたら襲われる!

これからハッテン場デビューを迎えるという方は、しらしょーさんの体験談を参考にし、不快な思いや辛い体験をしないように注意を払いながら過ごしてみてください。

【体験談】初めてハッテン場に行った時の怖い話【雑談】
https://www.youtube.com/watch?v=n12sbzqn-tk

ハッテン場事件