ゲイの悩み相談：過去ログその9

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1 ゲイの悩み相談とアドバイス
2 みなさんからの『悩み』を募集します

ゲイの悩み相談とアドバイス

自分の性欲が強く、会うとすぐにセックスに誘ってしまうため、友達としての関係が築けません。どうしたら性欲をコントロールし、本当の友達を作れるのでしょうか？

悩み：「こんにちは。19歳の大学生、Aです。高校生の時に自分がゲイだと気づきましたが、それ以来誰にもカミングアウトしていません。大学に入ってから、孤独感に耐えきれずネット掲示板とかでゲイの友達を作ろうと試みましたが、いつもセフレ関係に終わってしまいます。自分の性欲が強く、会うとすぐにセックスに誘ってしまうため、友達としての関係が築けません。その結果、さらに孤独を感じることが多くなりました。友達が欲しいのに、どうしたら性欲をコントロールし、本当の友達を作れるのでしょうか？また、カミングアウトする勇気が持てず、誰にも相談できない状態です。どうか助けてください。」

回答：「まず、友達を作るためには、性欲をコントロールすることが重要です。ネット掲示板やアプリ、SNSなどはセフレを求める人が多いため、友達作りには適していないかもしれません。大学生ならセクシャルマイノリティとして活動する地域団体や国から補助を受けて活動してるグループなどにボランテイアとして参加してみるのも良いでしょう。またお住まいの地域にもよりますがゲイのインカレサークルなどを探してみるのも良いでしょう。またゲイだけに限らずセクシャルマイノリティの支援団体やイベントに参加するのもおすすめです。同じ悩みを持った仲間と出会える場所はまだたくさんあると思います。性欲が強いことについては体の反応なので仕方のない部分もありますが理性で抑えるようにしなくてはいけません。日々の生活の中で自分の気持ちや欲求を整理する時間を持つことが大切です。例えば、運動や趣味に時間を割くことで、セックス以外の活動に目を向けることができます。また、定期的にカウンセリングを受けることで、自分の感情をよりよく理解し、コントロールする手助けになります。カミングアウトについては、信頼できる友人やカウンセラーに少しずつ打ち明けてみることをおすすめします。最初は勇気がいることですが、一歩ずつ前進することで、自分自身をより受け入れられるようになるはずです。焦らず、自分のペースで進んでください。素敵な交友関係が広がれば自然とカミングアウトしやすい空気にもなると思います。」

都内に住む26歳のKです。友人を作るために、自分に自信を持つにはどうしたら良いでしょうか？

悩み：「都内に住む26歳のKです。僕はゲイで、現在2年間付き合っている恋人がいます。しかし、同じセクシャルマイノリティの友人がほとんどおらず、悩みや趣味を共有できる友人がいないことが悩みです。ゲイであることをオープンにしていないため、交友関係も狭くなりがちです。出会い系アプリを試したこともありますが、見た目やスペック重視の人が多く、自信を失ってしまいました。友人を作るために、自分に自信を持つにはどうしたら良いでしょうか？」

回答：「友人を作るためには、まず自分自身に自信を持つことが重要です。見た目に自信がないと感じるなら、自己改善を図ってみましょう。例えば、筋トレや美容に気を使うことで、外見に対する自信が自然と湧いてくるかもしれません。もちろん男は見た目ではないと思いますが、ゲイアプリなどは特に外見で判断されがちです。逆に言えば自分の写真にいいね！がもらえてアプリでやり取りするようになったというのも自信につながります。特にゲイは顔だけじゃなく体や髪型を変えるだけでモテたりします。まだまだあきらめるのには早いですよ。アプリ以外でも、ゲイバーやLGBTQ+のイベントに参加してみるのも一つの手です。こうした場所では、同じセクシャリティの人と自然に出会えるため、友人関係を築きやすいです。また都内であればゲイイベントほど規模は大きくありませんが簡単なサークル活動としてゲイ数人で会うようなイベントはわりと開催されています。AMBIRDというアプリでもそうしたイベントに気軽にエントリーできるので一度試してみてはいかがでしょうか。こうした場に足を運ぶことで、共通の話題を持つ仲間と出会えるチャンスが広がりますよ。」

僕はゲイで、同じクラスの友人に片思いしています。彼が他の友人と楽しそうにしているのを見ると、嫉妬心や不安感が募ります。

悩み：「高校2年生のTです。僕はゲイで、同じクラスの友人に片思いしています。彼とは部活も同じで、学校生活の多くを一緒に過ごしてきました。彼はとても優しくて、誰とでも仲良くできるタイプです。僕は彼のことが友達としても恋愛対象としても大好きで、彼といるととても楽しいです。しかし、彼は特定の友人に執着せず、いろんな人と仲良くするタイプなので、僕よりも親しい友人がたくさんいます。最近、彼が新しい友人グループに入ってから、僕と過ごす時間が減ってしまいました。それに加えて、彼が他の友人と楽しそうにしているのを見ると、嫉妬心や不安感が募ります。彼にもっと近づきたいのですが、自分の気持ちをどう伝えればいいのかわからず、悩んでいます。過去に友人関係で裏切られた経験もあり、本心を打ち明けるのが怖いです。彼にどうすれば自分の気持ちを伝えられるでしょうか？また、彼との関係を深めるにはどうすればいいでしょうか？」

回答：「彼との関係を深めるためには、まず彼の気持ちや状況を尊重し、理解することが大切です。彼が新しい友人グループに入ったことで、彼の世界が広がっているのかもしれません。それを受け入れつつ、自分自身も彼との関係を大切に育んでいきましょう。嫉妬心や不安感については、まず自分自身と向き合い、その感情を整理することが必要です。自分の気持ちをノートに書き出すなどして、冷静に分析してみると良いでしょう。感情を整理することで、彼に対してより穏やかに接することができるようになります。もちろん、彼が行く場所にすべてついて行くといった方法もありますが、それは彼にとっても重荷になるかもしれません。適度な距離感はその人を尊重することでもあります。絶対にストーカーのような真似や、後を付ける、行動を逐一チェックするという行為は控えましょう。SNSを見すぎるのもあらぬ不安を煽るだけなので控えましょう。控えられないのが恋愛感情というものですが、常に”相手のこと”を考え、独りよがりな行動にならないように注意してください。また、彼に自分の気持ちを伝えるタイミングについては、焦らず自然な流れに任せることが大切です。例えば、二人きりで話す機会があれば、その時に少しずつ自分の気持ちを伝えてみるのも良いでしょう。『君と過ごす時間がとても楽しいんだ』『最近、君と話す時間が減って少し寂しいと感じてるんだ』というように、素直な気持ちを言葉にすることで、彼もあなたの気持ちを理解してくれるはずです。時間をかけて関係を育むことで、彼との絆が強くなり、Tさん自身もより安心して過ごせるようになるはずです。」

私自身はゲイですが、性同一性障害についてはどう相談に乗っていけばいいか分かりません。アドバイスをいただけると助かります。

悩み：「30代前半のゲイ男性です。親しい友人（30代後半、既婚、子供2人）から性同一性障害かもしれないという相談を受けました。私自身はゲイですが、性同一性障害についてはどう相談に乗っていけばいいか分かりません。友人としてどう対応すればいいか、ご意見やアドバイスをいただけると助かります。」

回答：「性同一性障害は非常にデリケートで複雑な問題であり、友人にとっても非常に重要な一歩となります。まず、最初に専門の医療機関やカウンセリングサービスを受けてもらうよううながしましょう。性同一性障害に詳しい専門医やカウンセラーのもとで、適切な診断とサポートを受けることが、友人の方にとっても一番かと思います。もちろん、話を聞いてほしいからあなたの相談していると思いますので、もちろん彼の悩みを聞いてあげることは大事ですが、カウンセリングをすすめてみることが大切です。もちろん友人として病院やクリニックを一緒に探してあげるということも大きな支えとなります。ぜひ一緒に問題に取り組んであげてください。また女性のような姿をしたいだけなのか、性的趣向はどうなのか？ご友人のかたもまだはっきりと分かっていない状態でしょう。これは頭で考えるのではなく感じることが大切です。具体的な方法の一つに、実際に女性としての生活を試みる『リアル・ライフ・エクスペリエンス（Real Life Experience）』を提案するのも一つの方法です。これは、専門医と相談しながら進めることが望ましいですが、実際に生活を通じて自分の性自認を確認することができます。性別再適合手術などを受ける前にこうしたプロフラムを踏まえるのが一般的です。ですので、当事者やあなたの判断だけで解決するのではなく専門医のサポートを踏まえて、よりよい解決策を模索してみてください。」

20代後半のゲイ男です。仕事は順調ですが、将来に対する不安が拭えません。自分だけが取り残されているような気がしてなりません。

悩み：「20代後半のゲイ男です。仕事は順調ですが、将来に対する不安が拭えません。特に、将来パートナーと安定した生活を築けるのかどうか心配です。ゲイとしての老後や、社会的なサポートが十分ではないことが不安を募らせます。周りの友人たちは結婚や家庭を築いていく中で、自分だけが取り残されているような気がしてなりません。将来への不安をどう解消していけばいいのか、アドバイスをいただけると助かります。」

回答：「こんにちは。将来に対する不安を感じるのは自然なことです。特に、ゲイとしての将来についての心配は誰しもが通る道でしょう。まず、将来の不安を軽減するためには、情報を集めることが重要です。NPO法人や行政によるLGBTQ+コミュニティに足を運び将来についての具体的アドバイスを受けてみるのも一つの手です。やはり人生の先輩や専門家に話を聞くのは不安を落ち着かせる最適な方法です。また、将来のパートナーとの安定した生活を築くためには、パートナーシップについてオープンに話し合うことが大切です。今では各地方自治体でも積極的にパートナーシップ制度を取り入れています。病気の時、事故の時、婚姻関係にかぎらず差別なく一緒にいれる状況は心強いです。また老後やお金の問題については当サイトの別記事『ゲイの老後問題を考える｜カップル・独身それぞれの解決策を模索しよう』で詳しく解説しているのでそちらもチェックしてみてください。」

僕は恋愛経験がほとんどなく、恋人を作ることに対して強い不安を感じています。恋愛の進め方やどうやって恋人を見つければいいのか、全く分かりません。

悩み：「23歳のゲイです。周りの友人たちは次々と恋愛を経験していて、恋人を作ることが普通のように見えます。しかし、僕は恋愛経験がほとんどなく、恋人を作ることに対して強い不安を感じています。職場でも恋愛の話題が出ることが多く、そのたびに自分が取り残されているような気持ちになります。恋愛の進め方やどうやって恋人を見つければいいのか、全く分かりません。同じような悩みを持っている方、どうしたらいいのか教えてもらえると助かります。」

回答：「こんにちは。同じような悩みを持つ人は多いと思います。恋愛の進め方や恋人の見つけ方について不安を感じるのは自然なことです。まず、恋愛はタイミングと相性が大切です。無理に恋人を作ろうと焦らないことが重要です。自分が楽しいと感じることや興味のある活動を通じて、新しい出会いのある環境に身を置きましょう。恋人を作ろうとするのではなく”ゲイ友を増やす”という意識で動いでみてください。今必要ないというのは、逆に言えばなんでもひとりでやれてしまう才能でもあります。ただ世間体として、漠然と”恋人がいないと不安”と感じているのでしょう。仮に恋愛よりも将来のパートナーを見つけたいと考えているなら、『リザライ』のようなゲイの結婚相談所に身を置き、同じように考えるパートナーさんを見つけてみるのも一つの方法です。恋愛よりも結婚・伴侶を探したい！という考えに共感してくてる会員さんも見つけやすいかもしれません。特に恋愛に発展する方法がわからないなら、相談所のような背中を少し押してくれるコンシェルジュさんの存在は非常に大きいものですよ。」