ゲイ目線で語る北海道の裸祭り〜ドM感満載の極寒祭り、亀頭に集う男たち

北海道裸祭り

ゲイ目線で語る、北海道の裸(はだか)祭り

褌(ふんどし)一枚の男たちが、最大級のパッションで挑む伝統の一日。勇ましくセクシーな男たちは、GOGOボーイをも凌駕する。

…まさに、日本の誇り。

今回は北海道の各地域に伝わる3つの”裸祭り”をご紹介したいと思います。

※表現に下品な点や、誤解を生む点があるかもしれませんが、あくまで”ゲイ目線”でユーモアを交えて語っているものであり、祭り自体を揶揄したり否定するつもりはありません。

TOP画像引用:第192回寒中みそぎ祭りについて|北海道木古内町観光情報

その① ドM感満載の超・極寒裸祭り『木古内町寒中みそぎ祭り』

・木古内町寒中みそぎ祭り

北海道木古内町で1831年から続く伝統行事「寒中みそぎ祭り」。

毎年、行修者と呼ばれる4人の若者が1月13日から町内の佐女川神社に籠り、昼夜を問わず真水で何度も体を清め、1月15日に厳寒の津軽海峡で4体の御神体を沐浴し、一年の豊漁・豊作を祈願します。

日本一過酷な祭りともいわれている「寒中みそぎ祭り」。
行修者たちがみそぎ太鼓の勇壮な音色の中、厳寒の津軽海峡へと飛び込み一心に豊作豊漁を祈る姿は勇ましく、多くの観客はその姿に心打たれます。

https://matsuri-no-hi.com/matsuri/25626

極寒の北海道、季節は1月。

そんな雪の中、ふんどし一枚の男が腕組みをし、跪き、冷水を浴びる。浴びまくる。これほどまでに勇敢な男たちはいただろうか…。

※しかも、神社でもやっちゃうし、浜辺でもやっちゃうし、とにかく一日中冷水を浴びてる。

肉体を極限までイジめ抜く男たち。

まさにドMな所業。いや、ドMではなく身を清めているんでしたよね。穢れを祓うための行為。

※マジで死んだりしないか不安になるレベルですが、まっすぐに前を見つめる彼の視線に惚れてしまいそう。

この動画なんて、むちゃくちゃ吹雪いてるんですけど。深夜23時だそうです、朝から晩まで本当にお疲れ様です。顔つきがマジで、男の中の男でした。

寒中みそぎ(佐女川神社)|木古内町観光協会

その② 巨大亀頭に立ち向かう裸の男たち『江差かもめ島まつり』

・江差かもめ島まつり

江差3大まつりの一つである、毎年7月第1土・日曜日に北海道江差町の鴎島で開催されている海の祭典です。

前浜に浮かぶ高さ10mの瓶子岩に漁民が一丸となって重さ約500キロものしめ縄を漁の安全と豊漁の祈りを込めてかけ替える瓶子岩しめ縄かざりが行われます。

海上保安庁巡視船「かむい」体験航海やラジオ公開録音、キャラクターショーなど様々なイベントも開催されます。

初日には江差音頭千人パレードが行われ、厳島神社では宵宮祭りも行われます。

https://matsuri-no-hi.com/matsuri/23835

巨大亀頭ではなく、瓶子岩(へいしいわ)と呼ばれる南北海道の文化財みたいですね。

亀頭なんていったらバチが当たります。本当にすみません。

”500キロのしめ縄を男たちが架け替える”という、この儀式。なぜ、ふんどし一つでやるのかが不明ですが、最高にセクシー。

※確かに普通の服でやっても画にならないし、昔ながらの伝統を守るなら、ここは褌一択ッスよね。

豪快さはないものの、裸の男たちの共同作業に、胸が高鳴ります。

服を着て作業するよりも、200倍くらい岩場で生傷を作ってしまいそうですが、どうかこの作法を守り抜いて、あと500年くらいは続いてほしい…。

江差かもめ島まつり(7月) | 北海道江差町の観光情報ポータルサイト

その③ ”赤ふん姿”で真夏の夜を駆け回る『あかびら火まつり』

・あかびら火まつり

1972年に始まった「赤平市民祭り」がルーツになっている「あかびら火まつり」。
かつては石炭産業が盛んだったことにちなみ、火をテーマにしたイベントが2日間に渡って行われます。
初日はタイマツの火を持ったランナーが市内各地からメイン会場へ集結し、火文字焼きに点火します。
火ひょっとこ踊りなどがおこなわれます。

2日目のメインイベントは市民花火大会です。
約5000発の花火が音楽に合わせて打ちあがり、赤平の夜空を彩ります。

https://matsuri-no-hi.com/matsuri/28443

白ふんは見慣れている人も多いですが、赤ふんもなかなかいいもんですよ。

それも、いい男であればあるほど、赤ふんとのギャップに萌える。…それが「あかびら火まつり」です。

赤ふんの男たちが朝から松明(たいまつ)を片手に街中を駆け回る。昼間は”裸マラソン”にも似た、なんだか和やかな雰囲気。

※”走る”という事は、”股間も揺れる”という事。昼間から赤ふん男の揺れが感じられるなんて、なんだかほのぼのしますね。

ちなみに、この松明は最後に「ズリ山」と呼ばれる山に集められ”火文字”となります。

北海道の夏は、ズリ山で”ズリざんまい”といきましょう。

※数百もの男たちのケツが、火で照らされる光景は夏の夜長にぴったり。ゲイならば興奮すること間違いなしな裸祭りですよ。

あかびら火まつり – イベント|赤平観光協会

裸祭りは一般人も参加できるの?

もちろん見に行くのはOKですが、男たちと一緒に肩を並べたいなら、一般参加(応募)できるのか気になるところ。

調べてみましたが、「木古内町寒中みそぎ祭り」「江差かもめ島まつり」「あかびら火まつり」は、いずれも地元の氏子さんのみのようで一般参加枠はありませんでした。

※「あかびら火まつり」に関しては、動画でもお分かりのように北海道のボーイズユニット「NORD」さんが参加されてましたが、特別枠(メディア枠)だと思われます。

――では、次の裸祭りでお会いしましょう。

ハッテン場事件